折り重なる和紙の起伏、透過と蓄積によって深まる彩色、
浜田澄子はそれらを作品として磨き上げていく。
地層あるいは年輪のように累々と作り上げられていくそれは、
正しく「浜田澄子の世界」といって相違ない。
手漉き和紙とアクリル絵具が何層にも重なり、コラージュされ、
一つの画面の中で幾何学的な形をとりながら
木肌のように有機的な質感を持っている浜田氏の作品を、
山間のギャラリーである相模湖交流センターでご高覧ください。
神奈川県が設置した神奈川県立相模湖交流センターの指定管理者として、相模原市が設置した相模原市立相模湖記念館の委託管理者として、平成23年4月1日よりアクティオ株式会社が管理・運営をしております。