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開催日 2018.12.06 ~ 2018.12.18

東京造形大学 写真専攻領域『相模湖エリアスタディ展』

東京造形大学 写真専攻領域『相模湖エリアスタディ展』

東京造形大学写真専攻領域では『写真表現』と『エリアスタディ』という2つの研究指標を主軸としています。『エリアスタディ』は、地域でのフィールドワークを中心に、写真による景観の発見や記録とともに、地域との社会連携を行なっています。

今回の展示は、2年生の『エリアスタディ』の授業『ドキュメンタリーフォトグラフィ』の成果発表として、相模湖地域をフィールドに、学生それぞれの目線で相模湖周辺を1年かけて撮影した写真作品の展示を行います。

また、社会連携として横橋地区の若葉会のご協力で、秋葉神社に古くから伝わる「火祭り」の模擬点灯を、松明を製作から体験をさせていただきました。松明の実物なども展示するとともに、会期中に特別イベントも開催いたします。

(授業担当:首藤幹夫・北野謙)

 

東京造形大学 写真専攻領域ウェブサイト

【展示参加者】

相川茉穂、新本当尚、飯島優、伊藤美樹、上野楓、大茄子川敦史、梶浦さくら、河邉美那、北畑翔悟、獅子野幸輝、蒋双燕、荘司紗良、菅原想太郎、高橋友喜子、田中萌、戸引晴香、中村文香、中山諒、並木祥、根岸爽香、野口夏輝、箱田玲奈、樋口知美、菱沼俊希、本間光、松本光由、丸山真海、柳田雅人、山下莉奈、河田美憂、林宏香

 

「秋葉神社の火祭り」とは?

相模湖町西端の横道・橋沢地区(合わせて横橋地区と呼ばれる)に古くから伝わる行事で、地元の人からは「あきやさまのひでとぼし」と呼ばれる。「あきやさま」というのは秋葉神社のこと、「ひで」というのは松の根を細かく割ったもので、これを松明の材料として火を付けることから「ひでとぼし」として伝わっている。過去にこの地区で火災が多く起きたことから、人々は家ごとに数本の松明を持ち寄り、3月17日の夜半に火をつけて道路の両側に立て並べ、火防せ・厄除け・家内安全を祈願していた。地域の若者によって松明を担いで山頂の社にお参りした時代もあったが、山火事の危険からいつしか廃れ、今では参道入り口付近に立て並べるようになった。次第に家ごとに松明を作るのが困難になったため、平成3年に「若葉会」が結成され、ひで堀りから火祭りまでの伝統を守る手助けをすることで現在に継承されている。今なお続く火祭りではあるが、松明の材料となる松の木の減少による資源不足と地区の少子高齢化による人員不足のため後継者が少なくなっていることなどが課題となっている。

(文:東京造形大学写真専攻領域2年・野口夏輝)

 

会 期:12月6日(木)~12月18日(火)

時 間:10:00~17:00

会 場:アートギャラリー

問合せ:神奈川県立相模湖交流センター 電話042 (682) 6121

受付時間:9時-21時半 ※月曜休館(月曜が祝日の場合翌日)

主 催:東京造形大学 写真専攻領域

協 賛:神奈川県立相模湖交流センター(指定管理者 アクティオ株式会社)

協 力:一般社団法人 相模湖観光協会 勝瀬観光株式会社 若葉会(五十音順)

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